研究?産学連携

Message センター長からの挨拶

従来型の医療研究の分野では、通常、それぞれ研究室が個別に研究機器を購入?利用するのが慣例です。研究効率が悪いだけでなく、医療費が膨らみ続ける現状では、国家予算の無駄遣いにも繋がっていました。
創設者?川﨑祐宣先生の方針により、学内のバリアを廃した風通しの良い組織作りがなされてきた本学では、早い段階から技術や知識が共用可能な当センターを開設し、専門性や研究室にとらわれないフレキシブルな研究体制を構築しています。
その成果として、科学研究費の獲得率が高く、全国の大学の中でも上位となっています。

また、AMED(日本医療研究開発機構)からの研究費も採択され、砂田学長による筋ジストロフィーの治療薬研究をはじめ多くの成果が期待されています。これらの取り組みに対しても、手厚い研究支援体制が構築されています。

中央研究センター センター長

西松 伸一郎

Shin-ichiro Nishimatsu

ユニット紹介

4つのユニットで構成する研究センターは、主要研究施設として機能的な役割を果たし、そこから生まれる研究業績が学術研究の進歩発展に貢献しています。

中央研究センター(学内限定)

医用生物研究ユニット

医学生物学の研究に欠くことの出来ない研究用実験動物を飼育管理して、実験結果の精度や信頼性の維持向上を目的としています。

分子細胞生物ユニット

細胞レベルで起こる様々な生命現象のメカニズムなどを、分子レベル?細胞レベルから研究?解析することを目的としています。

バイオイメージングユニット

細胞?組織または個体レベルでタンパク質などの分布?局在を捉え、その動態を画像として解析することを目的としています。

総合医療センター研究ユニット

主に分子生物学的手法を用いた実験に対応できる機器と実験スペースを提供。スムーズに実験できるよう機器保守整備に努めています。